軟骨ピアスはどう開けると痛くない?軟骨の痛みを抑える対処法
耳たぶではなく、軟骨部分に付ける「軟骨ピアス」。
海外では主流でしたが、日本ではあまり流行ってはいなかったと思いませんか?
しかし、最近は日本でも若者を中心に、軟骨ピアスにオシャレを感じて開けている人が増えてきているのです。
激しい痛みを伴うとも言われる軟骨ピアスですが、本当に痛いのでしょうか?
ピアスによる痛みは1年以上続く場合もある
耳たぶではない軟骨部分に穴を開けるわけですから、想像しただけでも痛いと感じてしまうかもしれませんね。
骨ですから、耳たぶのように簡単に穴が開くわけではありませんので、ピアッサーはあまり役に立ちません。
軟骨に穴を開けるには、専用のツール「ピアッシング・ニードル」を用います。
実はこのピアッシングニードルは、ピアッサーとは比べ物にならないほどの激しい痛みを伴います。
その痛みは一瞬で終るものではなく、じくじくと続き、長い人では1年ほど痛みを伴うとも言われているのでまさに大変な作業なのです。
- ピアスホールが完成するまで、寝がえりを打つだけでも激しい痛みを感じる
- 頭からかぶるタイプの洋服の着脱時に、洋服が耳に当たるだけでも痛い
- シャンプーをするとき、じくじくと沁みる
開けるだけでなく、その後も痛みを発するシーンは多いので注意してくださいね。
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ピアス穴を開けた後にもトラブルによって痛みが増す?
軟骨に穴を開けるのですから、様々な体の反応を示す危険性があります。
すると、さらに痛みが増すと考えられていますので、開けた後にはこまめに消毒と掃除を行い、清潔な状態を保っておく必要があります。
コツコツと地道な努力が、軟骨に穴を開けた後には必要になります。
ファーストピアスは穴が安定する半年〜1年ほどは付けたままにしておく必要があると思ってください。
軟骨に穴を開けると、傷の内側に薄皮が出来る場合があります。
骨を守るために体が反応している証拠です。
人間の体としては正常な反応ですが、穴を安定して開けたい場合には少し迷惑なところ。
薄皮が出来ていると、少し動かすだけでトラブルの原因になりますから、場合によっては病院に行き適切な処方を受ける必要が出てきます。
穴を開けた後にも、トラブルが頻発するのが軟骨ピアスの痛みを助長させる原因になっています。
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過度の消毒は軟骨の痛みを助長させる
よく、「消毒をしていると、穴を安定させられる」という噂を耳にすることってありませんか?
これ、実はウソなんです!
軟骨に穴をあける前後は、雑菌が傷口から体内に入り込まないように消毒をしておく必要はあります。
しかし、それ以降も頻繁に消毒をさせていると、耳全体の皮膚が炎症を引き起こし、痛みを助長させてしまうので要注意。
赤く腫れてヒリヒリしていると、心配になって消毒液をかけてしまいたくなるもの。
心配なのは分かりますが、この場合は何も処置はせずにそっとしておくのが賢明でしょう。
軟骨に穴をあけると、しばらく時間が経過するとカサカサしたものが耳に付きますが、これはカサブタです。
気になるところですが、はがしてしまうと余計に炎症を悪化させるので、なるべく触らないようにしてくださいね。
軟骨の痛みがヒドいなら「ホットソーク」を利用しよう
痛みがしつこく続くようでしたら、「ホットソーク」を使って炎症を抑えてみてはいかがでしょうか?
ホットソークとは、体温と同じ程度の温度のお湯に、天然塩を混ぜて作る液体のことを指します。
これを軟骨にあけた穴に浸すことにより、炎症を和らげてくれるのです。
その方法を以下に記しますので、参考にしてみてくださいね。
1.200ccのお湯(37℃程度)を、清潔にした小皿や紙コップに入れます
2.天然塩を小さじ1/4ほど投入してください
3.患部を15分ほど浸し、ぬるいと感じるようになれば取り換えます
4.最後にお湯で洗い流して完了
場所によっては浸すのが難しいところもあるでしょう。
そんな時は、コットンにホットソークを十分含ませてから、15分ほど温めます。
医師の診断によって、塩分摂取の注意をもらっている人は、この方法は使用できないので注意してください。
無理をせずに軟骨ピアスは病院で開けてもらう
軟骨ピアスを開ける時には、骨を貫通させるので激しい痛みを伴いますし難易度が高いです。
セルフで行うと、様々な危険性が指摘されています。
そこで、無理をせずに病院に行って部分麻酔をかけながら開けるのが良いでしょう。
そうすれば、痛みを感じずに軟骨ピアスを楽しむことができます。
いかがでしたか?
軟骨ピアスは、激しい痛みが伴います。
開けた後も継続的なケアが必要ですからその覚悟も必要ですね。
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