注意!ピアスの腫れが長引く3つの原因と対処法
ピアスをしていて腫れを感じることは頻繁にありますよね?
特に、初めてピアスの穴を開ける時は細胞を壊しているので、体がその反応によって腫れるので仕方がありません。
もし腫れが引かずに、膿が出るなど悪化した場合にはどんな対処方法があるのでしょうか?
ピアスで腫れるそもそもの原因とは?
ピアッシングを初めての部分に行った場合は、その部分の細胞を殺しており、体が修復しようと反応しています。
それによって赤く腫れたり、痛痒くジンジンするような感覚が起こるワケです。
ピアッシングをした部位によって、腫れる期間は変わってきます。
- 耳たぶ:通常2〜3日
- 舌:1週間程度
- 耳軟骨:2週間
- へそ:1か月
部位により、腫れが長引く期間には「差」がありますが、腫れ自体は異常というものではありません。
もしこの腫れがさらに長引くようであれば、原因は他にあると考えたほうが良いでしょう。
その原因とは、主に以下のようなものが考えられます。
- ピアッサーを耳たぶ以外で使った
- 未完成のピアスホールに刺激を与え続けた
- アレルギー性接触皮膚炎
この3つについて、詳しく見ていきます。
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1:ピアッサーをピアス穴以外で使った
腫れが長引く原因として考えられているのが、耳たぶ以外において「ピアッサー」を使ってピアッシングをしたことです。
ピアッサーは、先の尖ったピアスであり、皮膚組織を押しつぶしながら破壊しちゃいます。
その結果穴が開いていくのですが、これによって周囲の余計な細胞にも負担をかけて腫れるのです。
この場合の腫れは長引くことが多く、激痛や発熱、ヒドい場合にはピアスの埋没という事態にまで悪化していきます。
ピアスが埋没する心配が無いならば、ホットソークを行って様子を見るのもアリ。
その後ピアスが埋没する可能性が出てきたらすぐに病院へ行き、ピアスを摘出するか、適切な処置を受ける必要があるでしょう。
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2:未完成のピアスホールに刺激を与え続けた
未完成のピアスホールなのに、頻繁に着脱を繰り返すなどして刺激を与えると、化膿する恐れがあります。
また汚い手で頻繁にピアスホールを触ったり、日常のケアを怠ると、すぐにピアスホールが腫れて化膿する現象が起こるのです。
この状態になったら、膿がホールに溜まっている可能性がありますので、その膿をまずは排出しなければいけません。
この膿を放置しておくと、リンパ腺に転移をして首を動かすだけでも激痛が走る状態になり、かなり危険。
膿を出すときには、ピアスを抜いて膿を出せるだけ出します。
そしてホットソークを行って抗生物質が入った軟膏を塗って経過を見ましょう。
ホットソークとは、人肌程度の温度のお湯に、天然塩を小さじ1/4入れた液体を指します。
完成した液体に、患部を15分ほど浸しておくと痛みが治まり、炎症が和らぐのです。
3:ピアスによるアレルギー性接触皮膚炎
ピアスを開けてから、しばらく腫れが引かず膿が出るなどの異常が起こる場合は、「アレルギー性接触皮膚炎」を発症している恐れがあります。
ずっと皮膚と接触しているピアスは、刺激を受けたりすると皮膚と擦り合って摩擦が生じます。
この摩擦を何度も繰り返していると、金属成分が溶け出してしまい、皮膚に刺激を与え続けるように。
溶け出した成分は、アレルゲン物質なのでアレルギー反応を示す場合が多いのです。
これによって、アレルギー性接触皮膚炎を発症させてしまいます。
対処として、痛くても痒くても、未完成のピアスホールを刺激させるような行動は控えてください。
我慢できないときには、ホットソークを行い、ステロイド入りの軟膏などを塗るようにしましょう。
アレルギーは、現代の医学においても根本的に治すのは不可能なので、症状がひどいときは、金属製のピアスは装着しないなどの対応が必要となるでしょう。
いかがでしたか?
ピアスで腫れる原因には様々な理由があります。
それぞれを理解して、対処方法を知るようにしましょう。
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