ピアスで肌荒れ!金属アレルギーを防ぐ方法とピアスの選び方5選!
ピアスで気をつけておかなければならない現象が「金属アレルギー」。
名前だけでも聞いたことがある人も、多いのではないでしょうか?
アレルギー反応の中でも全身に症状が現れる可能性を秘めているので、大変危険です。
発症させないようにするには、どうしたら良いのでしょうか?
ピアスを開けると誰でも発症する「金属アレルギー」
そもそも、アレルギーは誰でも発症する可能性を持っています。
体には、一定のアレルゲンを許容する量が個人差はありますが決まっており、容量オーバーになるとアレルギー反応が出るのです。
金属アレルギーの場合は、夏場の汗や分泌液によって金属が溶解された時に、金属イオンが出てくることに起因します。
これが体内にあるたんぱく質と結合して、アレルゲン物質に変化し体内に蓄積されていくのです。
その量が多くなると、一気に発症します。
発症してから完治させることは、現代の医学では不可能とのこと。
発症する前に、自分が金属アレルギーを持っているかどうかを判断することも、非常に難しいようです。
ですから、油断はせず「誰でも発症するリスクがある」と認識しておきましょう!
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全身にピアスによる金属アレルギーの症状が出る恐れも…
ピアスによって金属アレルギーが出た場合、ピアスホールを中心として赤く炎症を起こして薄黄色か透明の分泌液が出てきます。
膿のようなもので、こういった症状が出た場合には、ヒドい痒みを伴うので異変にすぐ気付くでしょう。
それでもピアスを装着したまま放置をしておくと、金属イオンが血液にのって全身に運ばれてしまいます。
こうなると全身性皮膚炎という状態になり大変危険です。
ヒドい痒みが生じた場合には、ピアスを外してすぐに病院に行くことが需要になります。
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ピアスのアレルギー反応を防ぐ方法
ピアスによる金属アレルギーを防ぐには、なるべくアレルゲン物質を体内に蓄積させないことです。
一定の許容量は人によって差がありますので、自分が後どれくらい蓄積されたら発症するのかを調べることはできません。
夏場など汗を大量にかく時期に、アレルゲン物質が体内に蓄積されやすいので、夏場は金属をはずしておくなどの対策が有効だと言われています。
また、金属アレルギーを発症しにくい金属というものも紹介されており、そうしたピアスも販売されています。
ですが、どんな金属でもアレルギーを引き起こす可能性を排除はできませんので、過信しないように注意しましょう。
金属アレルギーに対応した5つのピアス素材
金属アレルギーを発症したら、ピアスは控えるべきです。
放置しておけば、全身症状を引き起こす恐れがあるので決して油断をしてはいけません。
ですが、オシャレなピアスが登場していることもあり、金属アレルギーでもピアスを装着したいですよね?
そういった要望に応えるべく、最近は金属アレルギーにも対応しているピアスが話題を呼んでいます。
ここでは、アレルギー持ちの人でも比較的安心して装着できる素材を、いくつか紹介しますね。
注意点として、全ての人がアレルギーを起こさないという訳ではありません。
場合によっては、合わない人もいますので、もし炎症などのアレルギー症状が出たらすぐに外してください。
1:チタンやステンレス
チタンは溶けにくいという性質を持っています。
アレルゲン物質は、溶け出した成分が関係しているので、溶けにくいという分だけアレルギーを引き起こしにくいのです。
ここで大切なのは、「キャッチ」もアレルギー反応が出にくいものを選ぶということ。
キャッチが不安だったら、シリコンタイプを選ぶと安心です。
2:樹脂
現在のピアスに多く用いられている素材が、「樹脂」です。
樹脂は金属を一切含まないピアスのことを指しており、金属アレルギーの人でも安心して装着が可能と言われています。
樹脂を使ったピアスは種類が多くて、可愛らしいものも増えているので、「選ぶ楽しさ」もありますよ!
3:プラチナ・銀・金
プラチナや銀、金などはアレルギーを起こしにくい素材と言われています。
しかしアレルゲン物質による反応は、人によって大きく異なるので油断は禁物。
初めてこれらの素材を取り付ける場合には、ピアスを付けた場所の様子をしっかりと確認しながら行いましょう。
また、アクセサリー店で金などを購入する場合、ポストだけが金で、キャッチが違う素材というケースもあり得ます。
事前にその部分を確認しておくのも忘れずに。
4:ニッケルフリー
ニッケルフリーというのは、ニッケルを含まないで作ったピアスを指します。
ですが場合によっては、ニッケルフリーと記載しておきながら、微量にニッケルを含んで作っていたりしている製品もあるようです。
装着する際には、短時間だけ付けるなどの工夫をして、肌に変化がないか様子を見るのが望ましいでしょう。
5:ピアスコート
メッキタイプのピアスをどうしても付けたいときは、「ピアスコート」を使うと良いでしょう。
ピアスコートというのは、耳に触れる部分である「ニッケル」に塗って、金属から耳を守ってくれるアイテム。
塗った部分が乾いたのを確認してから、付けるようにしてくださいね。
いかがでしたか?
ピアスでも夏場に大量の汗をかくと、金属アレルギーを引き起こす危険性があります。
夏場は外すなどして、アレルゲン物質を体内に蓄積させないように工夫をしましょう。
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