軟骨ピアスの腫れがヒドい!耳たぶが腫れる原因と5つの対処法
軟骨ピアスを、オシャレの一部として楽しんでいる人も多いのではないでしょうか?
人とは違う部分に、変化を出せるので嬉しいですよね。
そんな軟骨ピアスですが、穴を開けてから腫れがヒドくなってしまうという場合もあります。
そんな時はどういった対処方法があるのでしょうか?
軟骨のピアス穴は「骨折」と同じ
軟骨ピアスは、耳たぶではなく「骨」に穴を開ける作業になります。
そのため、体としては「骨折」と同じと考えるために、自然治癒能力が働いて開いた穴を塞ごうと必死です。。
すると穴の周辺が赤く腫れてしまったり、化膿してしまうなどの現象が現れます。
そうすると大きなトラブルの原因になりますし、激しい痛みを伴いかねません。
ある意味では、赤く腫れてしまうことは仕方が無い部分でもあります。
そこで赤く腫れる現象を最小限に防ぐことができれば、とても嬉しいものです。
次から、腫れの対処法を見ていきます。
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1:病院で軟骨ピアス穴の治療してもらう
軟骨ピアスの腫れを最小限に防ぐには、ピアスホールをあける際に皮膚科に相談するなどして、医師の施術を受けるようにしましょう。
オシャレを楽しむために軟骨ピアスをするならば、穴を開けた後の腫れまでを考えておかなければいけません。
ピアスホールが安定するまでは、どうしても腫れが起きてしまうので、病院で治療をしながら穴が安定してくるのを待つという方法は確実でしょう。
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2:腫れた軟骨ピアス穴の部分を冷やしてみる
病院で開けてもらうのが、その後のケアにも効果的ですが、ピアスを開けるためだけに病院へ行く費用も時間もない人も多いですよね?
自宅で軟骨に穴を開けたときに、2〜3日ほど腫れが続くのはマイナートラブルですから、特に気にする必要はありません。
骨折と同じような状況ですから、体が示す自然な反応として認識をしておきましょう。
腫れが1週間以上も長引いたり、痛みが激しいときには、患部を冷やしてみてください。
一般的な冷やし方は下記の通りとなるので、参考にしてみてください。
- 保冷材(ケーキやステーキ肉を購入時に貰える小さめなサイズがベスト)を、ガーゼに包んで患部に当てる
- 冷凍庫にておしぼりを凍らせておき、ガーゼの上から患部にあてて冷やす
- 氷をビニール袋に入れてタオルを被せてから、患部にあてて冷やす
どれを選んでも構いませんが、凍傷を防ぐために必ずクッションとなるものを用意してから、冷やすようにしてくださいね。
軟骨の腫れというのは、「耳介軟骨膜炎」という病名があります。
腫れが1か月も続いて、痛みも引かないときには、耳鼻咽喉科を受診してください。
3:軟骨にできた肉芽の除去していない
軟骨ピアスで開けた穴周辺の腫れが長引くと、炎症性の腫瘍ができることがあります。
これを「肉芽」と呼んでおり、軟骨ピアスによる肌トラブルとして、多くの人を悩ませている症状です。
痛みは特にありませんが、ぷっくりと膨れているので見た目にも恥ずかしいため、早く除去をすることが大切でしょう。
肉芽を除去するには、以下の方法が有力です。
- ホットソーク
- クエン酸療法
どちらも、難しい方法ではないですから、ぜひここで把握して毎日のケアに用いてみてください。
ホットソーク
ホットソークとは、人肌程度(38℃前後)のお湯に、小さじ1/4の天然塩を入れた液体のことを指します。
作ったホットソークに、コットンを浸して、それを肉芽部分に貼り付けます。
冷えたら、温かい状態のものと交換をして、およそ15分ほど待ちましょう。
終わったらシャワーでしっかりと洗い流して、肉芽周辺を丁寧に水気をふき取り、ドライヤー等で乾燥させます。
ジンジンとした痛みや、腫れなどが一時的ですが治まるような感覚を覚えるので、精神的に楽になれますよ。
ですが1日2回を限度として、それ以上は避けてください。
もし、ホットソークで効果が確認できなければ、クエン酸療法を取りいれます。
クエン酸療法
クエン酸療法を行う際には、以下のものを用意してください。
- 水
- ドラックストア等で販売されている結晶状のクエン酸
- コットン
やり方は次の通りです。
1.小さめのお皿に、クエン酸と水を入れて半日ほど放置する
2.コットンをクエン酸溶液に浸して患部に貼り付ける
3.15分ほど貼り付けたら、患部をしっかりと洗う
4.ドライヤー等で十分に乾燥させる
クエン酸療法は1日1回を限度として、ケアを行うようにしてください。
肌が余計に荒れたり、ヒリヒリと沁みるといったトラブルが発生したなら、すぐに使用を中止しましょう。
4:ピアッサーではなくニードルで軟骨ピアスを開ける
軟骨ピアスの腫れを最小限に防ぎたいなら、穴を開ける方法を慎重に考えるようにしてください。
耳たぶは、柔らかいのでピアッサーで十分に開けることができますが、「軟骨」は骨ですから、耳たぶよりも硬いです。
そこでピアッサーよりも、「ニードル」を使って穴を開けたほうが傷口も早く安定してくれます。
医療用のメスのような太さがあり、鋭利で女性の力でも軟骨を貫通させることができるというのが特徴的。
自分でやるのが怖いなら、無理に実行するのではなく、ピアススタジオなどにお願いしましょう。
5:軟骨ピアスの穴を開ける季節を考えよう
軟骨ピアスの腫れを抑えたいのであれば、季節を考える必要があります。
というのも、軟骨のピアスホールは夏場の環境に弱く汗によってすぐに腐ってしまいます。もちろん毎日の洗浄と2日に1回の消毒は欠かせません。
それでも夏場は汗をどうしてもかいてしまいますし、湿度も高いので防ぐことが難しいとも考えられます。
ファーストピアスは半年程度は外すことができませんから、涼しくなってきた10月ごろに開けるのが、軟骨ピアスのベストでしょう。
軟骨ピアスは、骨を貫通させますのでどうしても赤く腫れてしまいます。適切な処置を行えば、腫れを最小限に抑えられますので覚えておきましょう。
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